愛犬の健康管理に!犬用ウェアラブルデバイス「FitBark」

愛犬の健康管理に!犬用ウェアラブルデバイス「FitBark」

FitBarkとは、犬用ウェアラブルデバイスを開発・販売しているアメリカの企業です。
現時点では、日本語対応はしていません。 Apple WatchやGoogle Fit、FitBitと連携させることができるため、飼い主さんも一緒に健康管理ができます。
日本においては、日本動物高度医療センターが販売している「Plus Cycle」というウェアラブルデバイスが販売されています。 気になる方はぜひ検索してみてください!
ここでは、日本から購入することができる「FitBark2」をご紹介します。

FitBarkの主な機能

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分単位の活動量、睡眠の質、移動距離、消費カロリーを、24時間365日記録します。 犬種・年齢・体重を設定することで、同世代の犬たちのデータと比較することができます。

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データグラフから今までの記録を確認することができます。これによって、関節痛など体の変化を早期に発見することができます。

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一時間単位で活動を確認する事ができます。 飼い主さんが外出している間や、飼い主さん以外の人と過ごしているときの様子をチェックすることができます。

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睡眠スコア(睡眠の質をパーセント化したもの)を確認することで、 アトピー性皮膚炎、感染性皮膚炎、ノミ・ダニなど、皮膚疾患を長期的にモニタリングすることができます。

FitBarkの使い方

No.1
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まずはFitBarkデバイスを見てみましょう。
上写真のような骨型で、幅4cmほどの小さなデバイスとなっています。
真ん中にある三つの点々は、充電器を接続する部分です。 この画像はカバーを外した状態で、愛犬に着用する際は、画像右側の「FitBark」と書いてあるカバーを取り付けます。

カバーの取り外し方は、下の公式動画をご覧ください。

No.2
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まずは付属の充電ケーブルを用いて、FitBarkデバイスを充電しましょう。初回の充電には90分ほどかかります。 上画像のように、FitBarkデバイスに充電器を接続します。 接続すると、FitBarkデバイスは30秒間ペアリングモード(LEDが早く点滅)になり、その後は10秒ごとに点滅して充電中であることが示されます。

No.3

充電が完了したら、FitBark Mobile AppをApp Storeもしくは、Google Playよりインストールしてください。 その後は、アプリを起動し画面の指示にしたがって設定を進めましょう。
スマートフォンとFitBarkデバイスの接続、誕生日・性別・年齢などの愛犬に関する情報登録、目標ポイント(※BarkPoints)などを設定します。 ここでは、スマートフォンとの接続について説明します。

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①スマートフォンのBluetoothがオンになっていることを確認し、「Set Up Device」を選択。
②充電ケーブルを接続し、ペアリングモードにする。(LEDが素早く点滅していればOK)
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③画面に「Next」ボタンが表示されるまで数十秒待ちます。「Next」が表示されたらタップして進みましょう。
④画面に「Woof!」と表示されれば、接続は成功です。
⑤接続されたら、次は愛犬に関する情報を入力していきましょう。

No.4
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首輪には、付属の結束バンドで取り付けることができます。 取り付け方法は、下の公式動画をご覧ください。(動画は英語ですが、非常に簡単なので見るだけで分かると思います。) 首輪サイズごとの取り付け方動画はこちらでチェックできます。

No.5

アプリの基本的な使い方について、下のアプリ画面で説明していきます。

「PLAY」とは、高エネルギーの活動を示しており、例えば早く歩いたり、走ったりした時間を表しています。
「ACTIVE」とは、中エネルギーの活動を示しており、ゆっくりと動いたり歩いたりしている時間を表しています。
「REST」とは、低エネルギーの活動を示しており、寝ている時間などを表しています。

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続いては、画面中央「4859」と表示されている「BarkPoints」についてご説明します。
BarkPointsとは、3D加速度センサーの測定値から得られる「活動カウント」によって、獣医学的に最良の方法で身体活動(※安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動作)を測定する独自のポイントシステムです。 FitBarkデバイスのセンサーが動けば動くほど、獲得ポイントは多くなります。安静にしているときは、1分間に数ポイントしかたまりません。 初めに設定した目標ポイントを達成すると、目標を達成したことを伝える通知が表示されます。


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次は「Health Index」についてご説明します。
Health Indexとは、日本語では「健康指標」という意味になります。 活動と睡眠パターンから、愛犬の健康度を数値化して確認することができる、FitBark独自の指標です。 安定した医療を受けることが可能な環境で生活している犬の場合、通常70%〜100%の間になっています。 健康状態が良好であり、類似犬と比較して曲線の頂点に位置する犬は、健康指数が90%よりも高く表示されます。 FitBark Health Indexは、過去数年間にわたって何百人もの獣医師や専門家と協力し、作り出された指標です。 なお、この機能を使うには少なくとも三日間の継続的なモニタリングが必要となります。 愛犬が着用していない場合、この数値は表示されません。

FitBarkの仕様について

・バッテリー

FitBarkデバイスは、一度の充電でおよそ半年間バッテリーが持ちます。 デバイスの電池残量は、アプリ画面にある骨マークで確認できます。(下画像参照) 骨マークが真っ黒の場合は、バッテリーが満タンということです。

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・耐水性

雨の日も散歩に行くとなると、やはり気になるのは耐水性です。 FitBarkデバイスは、IP67となっています。 こちらは、30分程度水中に浸けても問題がないということを意味しています。(だからと言って水に沈めても良いという訳ではありません。) つまり、雨の中FirBarkを着用したまま散歩へ出掛けても問題ないということです。 筆者も使用していますが、今のところ不具合は一切起きていません。

・データの同期

スマートフォンと接続されていれば、1分毎に活動データの同期を実行します。 万が一数日間接続されておらず、データが同期されていなかったとしても、 分単位の測定データを最大100日分、FitBarkデバイス本体に記録しておくことができます。

・動作環境

動作温度:-20°Cから50°C
保管温度:-30°Cから60°C
普通に使用している分には、問題ないと思います。

・電子機器の犬への影響

FitBarkから発せられるものは、携帯電話の一万分の一以下となっています。 FCC、IC、CEの認証を受けており、安全とされる他の製品の仕様を十分に満たしています。

・FitBarkが持つデータ

世界中の100を超える大学や研究機関の研究者と共同で、140か国以上の300以上の品種の健康データを分析し、 そのデータを公開しています。 このような膨大なデータを持っているからこそ、高精度に愛犬の健康分析が行なえています。

FitBark Dog Activity Monitor